第三スバック - デモテープ TAPE + DOWNLOAD

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1,650円

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今年の2月に惜しまれながら解散したANISAKISの田口淳吾が、サニー池田と結成したポスト・フォークユニット、第三スバックが初音源となる4曲入りTAPEをTAGUCHI SOUNDから2025年10月自主リリース。入荷しました。




田口淳吾 : 歌、ギター、打ち込み
サニー池田 : 歌、キーボード、フルート、クラリネット

という構成が第三スバック。
そもそもスバックとはなんぞやという感じですが、バリ島で農業をおこなう際に農地に水を配分する水利組織のことをSubakと呼ぶらしいので、もしかしたらそちらから来ているのかもしれません。頭に付いている第三という言葉が都心の工業的な響きも持っていてなんだかワクワクします。


田口淳吾は近年、『AKIRA』の音楽でも知られる芸能山城組でも活動しているようなのですが、1曲目の冒頭での民族打楽器(インドネシアのジェゴグかと)の音色をはじめ発声のレイヤーによるリズムなど、大所帯な山城組での経験をデュオ編成に集約、加えて平沢進ワークスにも通じるような心地よい昂揚感を、ANISAKISから続く独特のピント感といくらかのクエスチョンマークで大衆性を確保しながら彩った未知なるフォークサウンド全4曲収録。もうひとつのEXPOがまさかここにあったとは。

装丁や録音プロダクション含めばっちり推薦できる作品です。200本制作。









【収録曲】
1. 喫鎖
2. きざはし
3. 幸子の目薬
4. ふもと