Tokiyo Ooto x orhythmo - if all the world were paper CD

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1,500円

再入荷!
これまでにもソロ作品が数タイトル入荷、以前にはand summer club(SHEER MAG大阪編にも出てくれました)でも活動したTokiyo Ootoと、she luv itをはじめ数々のユニットで活動するFLUXが20年近く続けているソロプロジェクトorhythmoによる2024年共作コンセプトアルバムが自主リリース。一発録音全5曲35分収録。

18世紀後半から親、その子供へと歌い継がれてきたNursery Rhymes(童謡と訳されることが多い)を、Tokiyoとorhythmoがダーク、ストレンジポップ的アプローチで解釈したアルバム。
聴診器で心音を聴くような妙な落ち着きと、日の光で白く包まれた空間でブランコを揺らすようなチャイルドフッド、そして創り上げた積み木や砂のお城を造作なく壊すような心のザワつきが絶妙にバランスをとった内容です。


Tokiyoが淡く囁くメロディーで優しさを、orhythmoの出すノイズや持続音で不穏を増幅してるように一聴感じますが、聴き手によってそのポジショニングを逆に捉える方もいてそうでおもしろいなーと思います。


ついでに思いついたこと書きますと、「Nursery Rhymeをダークな視点でアレンジ」というのはコンセプト的に無理があるものでは全然なくって、たとえば日本でも童話や日本昔ばなし、みんなのうた等の中で違和感を抱いたエピソードの1つや2つ誰しもあるだろうし、楽しい童謡の裏の意味を探るようなことは万国共通古くから行われていますよね。 DANSE MACABREがデビューEPの冒頭で海外の童謡 "Ring-a-Ring-o' Roses"を挿入していましたが、これもこの童謡が黒死病の大流行を唄ったとされる説に起因してると解釈しています。まさかTokiyoからDANSE MACABREの話になるとは。

全5曲35分収録。レコーディング・ミックス・マスタリングは須田一平(LM Studio)が担当。










Tokiyo Ooto:
大阪を拠点に活動するSSW/ギタリスト。
エレキギターのループ・エフェクトを駆使したベッドルームミュージックをやっている。

orhythmo:
Hardcore Punkを音楽的出自とするFLUXによるベースソロユニット。
improvisation/drone/ambient/noiseに焦点を当てた演奏を展開する。




1. Goosey, Goosey Gander
2. Little Boy Blue
3. Hey Diddle, Diddle
4. If All The World Were Paper
5. There Was An Old Woman Who Lived In A Shoe