JOCKO / どっかん小僧 - split CD
1,500円
発売中! 先日2023年のTAPEがCD化されたJockoと、京都オルタナティブパンク、どっかん小僧による各2曲ずつの4曲入りsplit CDが2025年10月自主リリースされました。 ジャケに写る造形物やアートワークはJockoのメンバーが、そして録音まわりはどっかん小僧のメンバーが手掛けた両バンドによるDIYなCDです。デジパック仕様。 ポップネスと寒々とした空気がマーブルを描くようなJockoのPOST PUNK2曲と、 独特の日本語世界とメロディーをスピットするボーカル、それに負けず劣らずな演奏による屈折感と骨折感で痙攣するスカミーでノイジーでポストパンキーなどっかん小僧の2曲、両バンド遠すぎず近すぎずな全4曲収録です。 + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + 【Jocko 楽曲解説】 1.Fragile 不穏な空気に柔らかく強く切り込むボーカル、そこに重なる演奏は共にうねりながら表情を変え、混沌とした異空間を生み出していく、ダークなポストパンク。 2.Drone ニューウェーブやガレージを感じさせるポップな音像。けどもなんだか曇りがかった不安がちらつくエキセントリックな一曲。 焦っているのに前を向いている。 そんな二曲。 【どっかん小僧 楽曲解説】 3. とてもじゃない 静謐ささえ感じさせる無秩序なアンサンブル。その上に乗る内省的な言葉は、深く沈み込むような昼下がりを描き出す。張り詰めた空気の中で沈黙が融ける異形の一曲。 4. ゴールド・ミュータント 爆発寸前なのか、すでに爆発した後なのか判然としない混沌。祭礼のような破滅的なサウンドが聴き手を非日常の渦に引き込む。 単なる風景の描写であり、同時に強烈な意思表明でもある歌詞が光を放つ、バンドの現在地を象徴するキラーチューン。 【Jocko PROFILE】 Vocal:ヨコタミナミ(ex-OOPS) Guitar:千田風侍(Douglas / ex-FREE CITY NOISE) Bass:ハドソン(ex-フリーダム) Drums:Rika 2021年夏に結成。大阪を拠点に、東京・名古屋・福岡などでも活動中。 2023年、インドネシアのレーベル Gerpfast Records より1stアルバム『Forming』をカセットテープでリリース。 その後、2025年7月に同アルバムのCD版を自主リリースし、8月にはBandcampにてデジタル配信も開始。 ポストパンク、ニューウェーブ、オルタナティブロックの音を軸にしながらも、4人それぞれの個性とあらゆる音楽的バックグラウンドが絶妙に交錯し構築された楽曲は、さらにジャンルを超えた独自の渦を生み出している。不完全で完璧、唯一無二のサウンドを奏でている。 【どっかん小僧 PROFILE】 2022年秋、京都にて結成された4人組バンド。 メンバーは武長RAT(Vo.)、きだゆうけん精神統一(Gt.)、杉原サバス(Ba.)、棚橋ヒロシ(Dr.)。 スカム、民族音楽、ポストパンク、ドゥームをバックグラウンドに、不穏さとユーモアの同居する独特な音像で観る者・聴く者の感覚に直接干渉するようなパフォーマンスを行う。 これまでに、8cm CD『生殖』(2023)およびEP『部族の踊り』(2024)をリリース。 関西圏での精力的な活動の他、2025年には初の東京遠征を渋谷CLUB QUATTROで果たすなど注目を集めている。