すてばち - s/t CD

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『すてばち』というバンド名はいいねえ。日本語を大事にしてる。私は『語感パンク』と勝手に名付けた。声変わりしたばかりのような高低差の少ない声質(あはは)と、ダダイストのような詩(作詞)は、絶妙なマッチングで、文章(詩)が言葉としてすんなり入ってくる。JC、JK、JD、OL、ギャルに聞かせると「ナニコレ?
変じゃね?」と言うこと確実だろうけど、そんなことに関心なく、すてばちは進んでいく。私には、素晴らしく新鮮な楽曲だった。


 小説家 ヒキタクニオ 新潮社「凶気の桜」著作者

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BEER BELLYのきづく氏も在籍、以前に無料配布でデモCDRもリリースしていた"すてばち"初の正式音源を、BEER BELLYのリリースでもおなじみNONSENSE RECORDSから2022年リリース。
いい塩梅に肩の力が抜けた、ロックンロールや70年代前後のジャパニーズロックやアメリカのプロトパンクを彷彿とさせるプレーンなサウンドと、日本ロックの夜明け的歌詞世界のボーカルによる全5曲収録。
ペーパースリーブ仕様、歌詞カードも付属します。


収録曲:
1.しだらね
2.がさがさ
3.あらくれ
4.たそがれ族
5.酒呑みと葉っぱ


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無料デモCD-R"すてばち小品"から約2年、すてばちが5曲入りCDをリリース。

3コードのシンプルなロックンロール曲「しだらね」で幕を開け、昭和のジャパニーズロック特有の陰鬱さを彼等なりに表現した「がさがさ」と続く。
「あらくれ」は軽快な8ビートに乗せて繰り返されるキース・リチャーズ風なギターリフ、そして「お呼びでない」と植木等な歌詞が痛快である。
「たそがれ族」は"悪魔を憐れむ歌"を彷彿させるコーラス、長尺のギターリフと彼等なりの初の試みが所々見られる楽曲であり、「酒呑みと葉っぱ」では前作"すてばち小品"から引き続き、ブルースハープに崎原勝太(HOTCAKE SOUND)を招き、THE HIGH LOWS直系のストレートなロックサウンドには思わず舌を巻く。


結成から間もない一発録りだった為荒々しさが目立った、前作"すてばち小品"。
今作はスタジオレコーディングされたものであり、前作と比べると荒々しさはだいぶ減っているものの、"好きなことを精一杯やる"という自棄糞な心意気は前作を大きく上回っているように思われる。
さすがセルフタイトル作品なだけあり、「これがすてばちだ」と言わんばかりだ。