JUVENTUD PODRIDA - control / encierro 7"EP
1,430円
何度かチームを組んでいる名古屋のA-Z RecordsとスペインのDISCOS ENFERMOS(と今回もうひとつスペインのレーベル)からの2024年ニューリリース、北米と南米を繋ぐパナマ出身のハードコアパンク、JUVENTUD PODRIDAの9年ぶり7作目となる4曲入りEP! 同じ中南米ではCINTAS PEPEからリリースされるような無軌道な狂気に、パナマの隣に位置するコロンビア現行バンドのエマージェンシーが熾烈に飛来するクラスティー・ロウハードコアパンク全4曲収録。 4つ折りポスタースリーブ仕様。A-Zによる国内流通は100枚になるとのことです。 DE #124 JUVENTUD PODRIDA "control/encierro" by Discos Enfermos DE #124 JUVENTUD PODRIDA "control/encierro" by Discos Enfermos + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + 南北アメリカと太平洋、大西洋の結節点に位置する国『パナマ』そんな中南米パナマにて2011年結成。パナマのハードコア番長『JUVENTUD PODRIDA』による9年ぶり7作目となる4曲入りEP。とはいえ日本国内に於いて彼らの存在すら聞いたことがなかったという方がほとんどかと思います。かつての彼らの作品は80年代のUKのメタリッククラストやステンチコアといった言葉を想起させられるようなサウンドでして、パナマにこんな事やってる人たちがいるのかー!と密かに注目してましたが、結成13年の間にメンバーチェンジや、新バンド(A-Z#004としてリリースしたHEZ)をスタートさせたりしつつも、ただ年数を重ねただけではない確実な進化を遂げて帰ってきました。 印象的なエフェクトを使った怒りに満ちたスペイン語ボーカルは政治腐敗についてをメインテーマにしており、ダウンチューニングされたギター、ダークに歪んだベースライン、強烈なドラムに支えられ、英国伝統のダークネスを今を生きるパナマのハードコアというフィルターを通して再構築したかのような荘厳なサウンドを実現しています。これはあくまで私見なのですが私たちが馴染みのないシーンのハードコアやパンクは、なんとなく劣っているとみなされる傾向(そもそも見向きもされない…)があるように感じています。その固定観念が打ち砕かれるであろう強烈な一枚となっています。覚悟して聴いてください!