INDUSTRY - s/t LP

販売価格

3,980円

購入数

STATIC AGEからの1st LPも好評だったベルリン拠点のアナーコパンク、2枚目となるアルバムはLA VIDA ES UN MUSから。2025年リリース。

前作から編成が変わっていなければMORPHEMEでも活動するWillや、コロンビアUZIのメンバーも在籍しているはずです。

UKおよびドイツの鬱屈、荒涼とした工業地帯の空気を纏ったようなDARK ANARCHO.
前作リリース時も書きましたが、ICONS OF FILTHなど軍靴が近づいてくるような危機感とVEXのような不穏が充満したクラシックなアナーコパンクを、SUBDUEDやVAMPIRE、またPOISON RUINらに通じるコンテンポラリーな感覚で響かせる存在。

さすがに追加プレスするんじゃないかと思われますが、ひとまずレーベルではソールドアウト中のようです。全10曲収録。20Pブックレットも付属します。






+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

2023年後半の結成以降、ベルリンのIndustryはヨーロッパDIYパンク・シーンの中でも、ひときわ刺激的な存在として一気に前景へと躍り出た。2024年にデビューLPをリリースし、大陸各地をツアーしフェスにも出演した彼らは、今、その初作と同じくらい痛烈で陰鬱な続編を携えて戻ってきた。

Industryのサウンドがいかに「的確」かについては、すでに多く語られてきた。重く響くタムと渦巻くリフによるミッドテンポの混合物は、Amebixの『No Sanctuary』期や、クラシックなKilling Jokeを想起させる。しかしIndustryは、これらの音像を雛形としてなぞるのではなく、踏み台として使っている。レトロなコスプレに走りがちな他のバンドとは違い、この形式を真の表現のために用いているのだ。

彼らの音は削ぎ落とされ、脈打ち、容赦なく、それでいて踊れる。だが、この作品を最初から最後まで引きつけて離さないのは言葉の力だ。表現的であると同時に、明確な主張を持つアルバムでもある。Dischargeの歌詞がしばしば俳句に例えられるように、Industryは反復されるグルーヴを広大なキャンバスとして使い、苛立ちに満ちた観察を正確に着地させていく。

並べ立てられる批判の数々は、誰にとっても馴染み深いものだ。権力者による貧困層や弱者への暴力、人間と動物が工業化されたシステムの中で殺され続ける現実、植民地主義がもたらした破滅的な結果――挙げればきりがない。
2025年の世界は完全にぶっ壊れている。彼ら自身は「もう直視できない」と歌うが、このバンドの目は、はっきりと開かれたままだ。