PURE HELL-noise addiction LP

販売価格

2,000円

まさに知る人ぞ知る、と言った感じでしょうか、1974年にフィラデルフィアで「Pretty Poison」として結成、時はまさしくNew York DollsやStoogesがブイブイいわしまくっていた頃、このPretty Poisonなる4人組はニューヨークへ移住、名前をPure Hellと改め、かくしてここに人類史上初の黒人パンク・バンドが誕生したのだ!

彼等は地元でNew York DollやDead Boys等と活動し、78年にはUK SUBSとイギリス・ツアーを敢行したり、なかなか精力的に活動していたようですが、そんなこたぁ全く知りませんでしたが、とにかく、この作品にはレアな彼等唯一の単独シングルに、録音されたままリリースされずお蔵入りとなっていた幻のアルバム用音源をまとめて収録!26年ぶりに陽の目を見る事となった、まさに悲劇のアナザーNYパンク・レジェンドなのです!

どうですかこのライブ写真!?最高にクレイジーでしょう!?逆立ち、ブリッジ、何でもござれ!そして一生懸命なメンバーとは対照的にテーブルでくつろぎまくるお客さん!ストレートパーマにグラムなメイクでしっかりNew York Dolls意識、しかしDollsみたいに、ギャルにキャーキャー言われてた!なんて事は絶対無かったのではないか?と言う事は想像に難くありません!そしてVoは、スワスティカT-Shirt着用!何故だ!?ブックレットにはかのシド・ビシャスとの記念写真なんかも載せられていて、うーんこれはなんだかSex Pistolsのヒストリー検証的にも凄くヤバいものが出てしまったんではないでしょうか?そんな気がしないでもありません!

長々と書きましたが、とにかく、音は、New York DollsとSex Pistolsのあいの子みたいな、ギターソロ弾きまくりの倒錯グラマラス・パンク・ヘビメタ!作品によって音にバラつきがありますが、 シングル音源なんてこの時代ということもあり、超キラーなさすがのかっこ良さ!HCでもクラストでもなんでもありませんがPUNK AND DESTROYで死ぬ気でプッシュしたい!と意味不明にも、思わせてくれた数少ないリリースなのです!全15曲!(release date:Nov/'07)