the ERECTIONS - complete 2003-2014 CD

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1,598円

東京にて活動のPOGO/STREET PUNK、ジ・エレクションズの2003年結成から2014年までにレコーディングされた音源を、未発表曲とともに収録した嬉しいディスコグラフィーCDがPOGO 77よりリリース。

全23曲/16ページブックレットジャケ/帯つき/THE ERECTiONS.健太郎氏 x POGO77RECORDS今村、ロングインタビュー、そして様々な人からの愛あるコメントが詰まった、しっかりとした装丁の小冊子つき!








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THE ERECTIONSのベスト盤「COMPLETE 2003−2014」がPOGO77 RECORDSからリリースされた。タイトルにもある通り2003年の1st DEMOから2014年のVA「TOO DRUNK TO BE BORED」の参加曲までなんと23曲も収録されてます!もちろん記憶に新しい1st EP「STAND UP FUCKIN’ PUNKS」と2nd EP「Oi! Oi! REAL NOW」もバッチリ収録。更に出血大サービスでカバーも3曲入ってます。
曲の方はどこを切っても金太郎、と言うなかれ。(当然のことですが)メンバーも変われば音も変わる。バンドの変遷の歴史が楽しめて非常に味わい深い作品となっております。
NOISE LIKE CHAOS “INOUE” SHIMOKITA-KILLERS氏によるRECONSIDERATION - NOISE ADDICTS (EP)のレビューばりに全曲解説と行きたいところですが、曲数が多過ぎて断念。何曲かですが(独断と偏見で勝手に)解説させていただきます。
Track 3:Noise for the boys!/DEMOバージョンにはないイントロのギターソロが光る。THE CASUALITIESのPUNK ROCK LOVE を思い出した。ドッタンバッタンのつんのめり気味のパンク。歌詞もちょっと泣ける。
Track 5:Turn on tune in drop out/8ビートのパンクロックがいい。かなりポップ。この手の曲も行けるんじゃないですか?
Track 6:So much pogo/イントロを聴いてYoungtribes of Englandかと思ったら違った。Track 7:A.C.A.B/こういうドラムで攻められるとのらざるを得ない。ちょっとハードめでかっこいい曲です。
Track 9:I’m in love with Oi!/Funeral Dressの名曲を高速でカバー。THE ERECTIONSのオリジナル曲みたいに聴こえる。
Track 12:We are the boys /まさかのカバー。ふと思ったんだが、BLITZとATTAKの関係ってTHE DISCOCKSとTHE ERECTIONSの関係と似てないか。(余談)
Track 17:But I’m OK/バンドで一度しか出せない1st DEMO(当たり前か)。いいね。奇跡の音。まさにBut I’m OK パンクってそういうもんだよね。FAST’S THE DISCOCKS と比べてみたら完全にTHE ERECTIONSの勝ちです。
Track 18:How stupid your/よくあるパンクスの日常を歌った泣きの1曲。Fucked up〜へのオマージュか。
とまあ、駄文はこれくらいにして、ド派手なルックスでやりたいようにやり、決してあきらめず、中国にツアーに行き今度はUSツアー。かっこいいぜ、THE ERECTIONS。とにかく今回のツアーの成功を祈る。皆さんもこのベスト盤を聴いて、アメリカでもまれて帰ってきた彼らのライブにぜひ足を運んでほしい。しかし、14日間で13本のライブとか言ってたな。大丈夫かよ。 (PETER / THE DISCOCKS)