THE TITS - 猥褻外道 7"FLEXI
1,080円
東京拠点のジャパニーズハードコアパンクバンド、THE TITSが自主でリリースする、片面のみ33RPMというシブい3曲入り7"FLEXI!500枚という決して少なすぎる枚数ではないけど既にソールドアウト状態です。 RECONSIDERATIONの時でも表れていた80年代日本ノイズコア代表格バンドからの影響だけでに留まらないTHE TITS。この作品同様80年代に大都市以外に巣食い自主でソノシートを出しては消えて行ったバンド達。初期DOLLに4分の1サイズの手書き広告でリリースをかろうじて知らせていたバンド達。それさえ行わず、作品が完成したものの販売経路もほぼなく、大半が押し入れに仕舞われそのうち母ちゃんにまとめて処分されて近年再評価されだしたようなバンド達....そんな昭和自主制作パンクのロマンを勝手に感じさせてくれる乱痴気ハードコアパンク全3曲収録。 THE TITS FANCLUB CARD付属で、ライブでこのカードを見せると猥褻外道の歌詞インサートがもらえるようです。 +++++++++++++++++++++++++++++++++ 東京ハードコアパンクTHE TITSのセカンドシングル”猥褻外道”が自主製作盤としてリリースされる。 強烈なインパクトに対し彼らの裏切りを象徴することとなった問題作”対人嫌悪”ファーストシングルには少々戸惑われた方も多いはずですが、 今作”猥褻外道”では決して表には出さないパンクプライドと、内に秘めるパンクマインドを体感できるこれぞ2枚目的な作品です。 原点回帰というより数ある影響下のサウンドを極限まで消化し遠慮しらずに放出するハードコアパンクスタイルは絶対的混沌力若人で、 常識や通例を破壊する彼らの姿勢はパンク界の天上天下 どこを探しても他の存在を確認することは今のところ不可能なオンリーワンの存在。 入手した音源を聴き込む事はとても大切ですが、ハードコアパンクのかっこよさなんてほんの数秒聴いただけで判断できると思っている堅物筆者がここに。 このセカンドシングル盤は80年代のジャパニーズパンク/ハードコアバンドの作品に大きな功績と足跡を残した丸くて黒いソノシート盤で製作。 近年プレスカッティング業者の怠慢(とても失礼xxxx)によりスタンダードとされる円形のソノシートは完全に消滅していましたが、 この作品はそのフラストレーションを見事回避しTHE TITSのメンバーが多大な影響を受けている80’S JAPANESE HARDCORE PUNK/NOISECOREの敬意とオマージュをフルに感じられる作品です。 さらにこの為に書き下ろされたというスリーブデザインがあまりにも素敵で国内外のハードコアマニアックスは喉から手が出るほど欲するフォーマットになっています。 ノイジー&スピーディーな3曲をソノシートのしかも片面側だけにぶち込むという荒業とセンスはこの作品を入手した人間しか得ることのできないスペシャルギフトのようなもの。 緊張感漂う謎のオープニングで幕を開ける1曲目 VIOLENT POISONING(曲名に涙が落ちる...)は終始あのバンドしか想像せざるを得ない完璧すぎるTHE TITSらしい特攻ソング。 2曲目 N.O.U.Z.E.Iは80’S初期九州系と80’S中期北海道地区の極悪バンドスタイルを見事なまでに混生し中枢神経を麻痺させるために用いる注射器使用の衝動に駆られる刺激ソング。 3曲目 WAISETSU GEDOU 何度聴いても80年代のバンドの音源にしか聴こえない緊張感漂う今作品のタイトル曲でダイナミックな展開と意味不明な余裕さえも感じ取れる混乱ソング。 バイオレントなサウンドスタイルを作り出すリズム隊。 ノイズコアと言われるノイズをピュアにパフォーマンスするギター。 憎悪と破壊を感じる狂介のクレイジーでレイジーなボイス。 2018年、何がパンクバンドで何がハードコアパンクなのかという個人的な屁理屈はさておき... 笑 それは非常に重要で必要だと感じるパンクの定義を明確に打ち出し僕らに与えてくれたTHE TITSに心から感謝! はっきり言って今のTHE TITSは最高のコンディションで活動しているので、そのバイオレントでスタイリッシュな雰囲気のライブを直接体験していただきたいと切に願います。 最後にTHE TITSはジャパコアでもなくジャップコアでもない、ちょっと言い回しが長くて面倒ではありますがジャパニーズハードコアパンクバンドです あしからず m(_ _)m (infoより) +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++