STUBBORN FATHER - s/t (2nd Press) 2xCD
2,750円
再入荷。 1999年大阪にて結成、長く活動を続ける激情HARDCOREスタボーン・ファザーの、フルアルバムとしては1作目となる3LAからの2019年作が2021年、新曲「有形」をボーナスディスクとしてDisc2に収録した2枚組、限定150組での2021年ふたたびリリース。 1曲1曲の歌詞がそれぞれ判押しされた封筒に入った、バンドの世界観を補完する装丁。 Stubborn Father by Stubborn Father + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + About: 本作はStubborn Fatherのバンドの結成から20年目の1sアルバムとなっている。 本作に収録されている楽曲の中には、#4「痣」や#9「創造の山」といった既存曲も収録されているがそのいずれもがアルバム用の新録となっており、これまでのverとはまるで別物のレベルにまで楽曲が進化しているという点も特筆しておきたい。サウンドエンジニアを務めるのはnemuの音無氏で、2014年に発表されたTRIKORONAとのスプリット作品で見せた音像を更に推し進めた内容となっており、大阪の地で独自進化した激情ハードコア、エモバイオレンスの音を楽曲、サウンド面でも更新している。新曲群も当然ながらそのサウンドレベルで統一され、これまでのStubborn Fatherを知るリスナーにも、バンドが新しいレベルに到達できたことを実感できるだろう。暴力的に汚れたRAWサウンドながら、奥行きのある表現で激情ハードコアを展開していく様は強烈だが、サウンド以外にも本作の聴きどころ多い。ゲストボーカルとしてex.ANODEの鈴木氏が参加し#3「隠された太陽」を演奏し、更にゲストノイズとしてAUBEの中嶋昭文氏(2013 R.I.P.)が参加し#10「お前は燃えない塵のまま」を演奏している。特に#10は世界的な支持を得ている電子ノイズと関西地下シーンの激情ハードコアという実験的なクロスオーバーを見事成功させており、最高の形でアルバムのクライマックスを迎えている様は必聴。 関西シーンの大阪という土地で始まった彼らのサウンドは、海外を起源とした激情ハードコア、エモバイオレンスとローカルのジャパニーズハードコアとが混じり合いながら進化を続け、ここまで辿りついた。数度のメンバーチェンジを経ながら、逆境の時にも音を創造し続けることで前に進んできた。その歴史の節目、20年目に満を持して遂に放たれる彼らの存在証明を聴いてください。 tracklist: Disc1 1. 間物 2. 工程 3. 隠された太陽 4. 痣 5. 十二日目の麓 6. 裏側 7. 陽極 8. 火曜日 9. 創造の山 10. お前は燃えない塵のまま Disc2: 1. 有形