BRAVE OUT - world's rot LP+DOWNLOAD
2,980円
再入荷! 数多くのバンドでも並行して活躍する面々による、大阪を主な拠点とするYOUTH CREW HARDCORE、3年振りのリリースとなる2022年新作は全12曲入りLP! いわゆるYOUTHCREWサウンドを軸にした今の日本国内ではなかなか珍しい存在ですが、紋切型にはならずに80's-90's-00's-10'sと連なるプログレスにリスペクトを置き創り上げられた全12曲収録。 歌詞インサートとダウンロードコード付属。そしてキレイなカラービニールです。ギタリストSago氏によるFIRED STOMP RECORDSからのリリース。 FSR - 014 BRAVE OUT - WORLD'S ROT 12' by FIRED STOMP RECORDS + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + この世界は腐敗している。差別、偏見、権力、戦争。 弱者を見下し、資本主義の名の下に格差を拡大していく。 Brave Outはその世界に光を灯す救世主なのか? いや、彼らはそんな腐敗した世界の一員として、この世界を見つめ、この世界に怒り、この世界の仕組みのどこに問題があるのか、自らの手で何ができるのか苦悩しながら考え行動することを止めない。 ヴォーカル Yoshikawaの紡ぐ歌詞は、強く熱い言葉を選びながらもその根底にある優しさを失わず、現代社会におけるシステムの歪みに影響を受ける弱者の側に寄り添い問題点を炙り出す冷静さを保ち、先人たちの描いてきたハードコアの轍を辿りながら彼自身の経験、体験を踏まえた怒りとともに独自の表現に昇華されている。 「自分達が直面しているこの時を変えることはとても難しい。」それでもその流れに負けず、押し返し、戦い続ける。 ギターでありコンポーザーのTakasagoのソングライティングはいわゆる凝り固まった”ユースクルー”スタイルを大幅に超越し80’s〜00’sまでの様々なスタイルのハードコアを咀嚼し骨太かつヘヴィに、切れ味鋭く仕上げたネクストレベルの楽曲を創り上げている。Judgeよりもヘヴィで、Inside Outよりウネりのあるフロウ。 随所から聴き取ることができるオマージュ的要素についても、Brave Outメンバーのハードコア愛、リスペクトが感じられる素晴らしい仕上がりの楽曲である。 ハードコアはただの音楽ではない。決意であり、感情であり、ライフスタイルである。それを体現しようとしているのがBrave Outであり、今作”World’s Rot”である。 自らのために戦い続ける彼らを誰も止められはしない。 Text by xtakashix (Otus, It’s For Life Booking) Youthcrew Hardcoreは死んだのか?世界的にも極僅かなバンド数の中、なんとこの日本はFired Stompを中心に存在感を増す。 85-88のクラシックスタイルを主としながらも、89-90年代初頭のSxEバンドが脱Youthcrewスタイルを進めた時期のグルーブ感、90年代後半から00年代のリバイバルバンド達のスタイリッシュさ、現行ハードコアのモッシュ感。今だからあり得る、22年型Youthcrew Hardcore。 この手のバンドに陥りがちな覚え辛い楽曲も、メンバーの全員が様々なバンドで曲作りをしており、ボーカリストとしての経験もある事が功を奏したのか非常に覚え安く、思わず家で一人シンガロングそしてフィンガーポインティング。 短い中にハードコアの旨味がギュッと詰まった目まぐるしい展開でも、聴き手が置いてけぼりにならないWe’re not in thin aloneなキャッチーさは流石の一言。 短命なバンドが多い同スタイルのバンドの中でもそろそろ10年に近づく彼等。 True Fightなどの若者が彼らに続き、88ならぬ22HARDCOREと語られる日が来るかもしれない。 ffo: Youth Of Today Uniform Choice Straight Ahead Stand&Fight First Step Get The Most Inside Out Quicksand Supertouch Text by ZORI(CYCOSIS/VIOLENT PiGZ/MAN VS MAN/X-V.I.D.E.O) BRAVE OUT is: Guitars:Sago Vocals:Yoshikawa Bass:Paddi Drums:Hideta All songs by BRAVE OUT Cover artwork by Chris Wilson, YOYO-T Photograph by Kai Maeda Label artwork by Kaya Nanba