三上寛 - 大寒藝 LP
3,800円
当店のお客さまでも好きな方もいらっしゃるでしょうし、少し異色な入荷ですが到着!活動歴43年を迎えた三上寛氏の2013年2月10日のライブを収録したアナログLP! 今作が初のリリースとなるという、Loud and Silence Recordsによる製作で、 ・純日本製の自主盤(しっかりとした袋ジャケ&インサートつき) ・279枚プレス、ナンバリング入り ・こちらも活動歴43年を迎える花輪和一氏による渾身の描き下ろしアートワーク という熱の入った仕様となっております。 レーベルと共通の知人から、大阪のレコード店でもぜひ取り扱って欲しいと詳細を連絡いただいた時には、吹雪いたアートワークと『大寒藝』というタイトル、単純に2月のライブ音源だからそういう風になったんだろうと思ってましたが、なぜここまで寒さに拘ったタイトル/アートワークを関したのか聴いて納得しました。 2月の飛騨高山、蔵を改造した会場の中にて、静かなる絶叫とでも形容したい三上寛氏によるボーカルにギター1本。そして澄み過ぎるほどに澄んだ凍てつく空気までも演奏として録音したような世界が広がってきます。 全10曲収録となっております! 第一部(A面) 1.青氏/2.アンコ椿外伝/3.楢山節考/4.白い犬/5.五百子先生と山羊 第二部 (B面) 1.リヨン/2.ぞうきんをしぼる理由/3.わたしたちは何を失った/4.一人部屋/5.大感情 ----飛騨高山2月。外は雪、蔵を改造した会場もとても寒く、客からはひしひしと緊張感すら伝わる中で始まり、終盤に至るころにはその夜を体験した人々に、カタルシス効果さえ感じさせられたすばらしい夜でした。 フォーク、演歌、アシッド、パンクなどというジャンルをもはや必要としない三上寛というジャンルがここにはあります。 ジャケットには演奏のすばらしさがみごとにパッケージングされた花輪和一入魂のデザイン。 ミュージシャン稼業43年の三上寛と画業43年の花輪和一による、両フォークロアアーティストによる、あまりに遅すぎた出会い。 両氏の技術をも超えた魔術的インスピレーションが合体したすばらしいアルバムになりました。ぜひお聴きください。ただし素人集団による自主制作ですのでいたらない点もございますがご容赦ください。-----(LSレーベルより)